世界最大級の「花」の展示会にオランダで参加しました!【IFTF 2016】

こんにちは、オランダよりミズキ(@yMIZUKI8)です。

オランダといえば、チューリプを始めとした「花」のイメージですよね?

なんと、オランダは「花き」の輸出額で世界1位なんです!
(参考:オランダ農畜産物の「輸出」についてのまとめ

今回はそんなオランダで、世界最大級の花の展示会(IFTF)に参加してきましたので、レポートしたいと思います。

なんと日本からも数社出展されていましたよ!

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さくっと概要を知りたい方はこちらへ

IFTF(International Floriculture & Horticulture Trade Fair)とは?

まず、今回参加してきたIFTFについて簡単にご紹介します。
【以下hppexhibitions.comより】

IFTFとは、オランダで開催される世界的な花き園芸の展覧会で、今年で7回目を迎えます。

毎年11月の第1週に開催され、花き園芸に関わる各業界から、様々な企業や団体が参加しています。

今回は水曜日から金曜日までの計3日間にわたり開催されました。

なんと、275もの企業や団体が出展していましたよ!

会場の規模は以前は1.3万㎡だったそうですが、拡張され現在では2.5万㎡ (2.5ha)もの広さになっているそうです。

この拡張により、最大で500企業の出展が可能だとのこと。

東京ドームが約4.7万㎡なので、東京ドームの半分より少し大きい規模になります。

その大きさが伝わりましたでしょうか!とにかく広かったですー!

会場外観

会場はこんな外観です。

s_会場外観2.JPG

巨大なガラスハウスのようなデザインになっています。

会場や各ブースの様子を写真にて紹介

では、会場の様子や各ブースの様子を写真をメインに紹介していきますね。

s_エントランス.JPG
会場のエントランス。

さすが世界規模の花の展覧会、豪華でした!

ここにチケット交換所やクローク、トイレなどがあります。

以下、会場や各出展ブースの様子です。

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会場の通路。

s_②.JPG

どこを見渡してもこんな豪華な花が沢山!

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花のディスプレイ製品のブースでしょうか。

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これは流通関係の会社みたいです。

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球根専門ブース。オランダのお土産といえば!のチューリプの球根ですねー。

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どびっきり豪華なバラのオブジェ!!

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スタイリッシュな外人さんが微笑んでますねw

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こういった感じで各ブースにて商談がされていました。

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花をラッピングする機械のブース。デモンストレーションをやっていました。

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これも大規模なラッピング機械のブース。実際に花をラッピングしてプレゼントしていましたよ。

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ラッピングの装飾品専門のブース。

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すごいインパクトの花で作ったオブジェでした。ナイス!

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こういった農作業時の作業服を扱うブースもありました。

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農薬や肥料などのブースでしょうか。

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ハウスの屋根の特殊なペイントを扱う会社。

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プリザーブドフラワーの素敵な装飾品を扱うブース。

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お花を生けるスポンジ(オアシス)専門ブース。

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ホントにキレイですねー。会場も花の匂いでいっぱいでした。

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レストランブース。

食事をとれるスペースも十分にありました。商談も行われているようですね。

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花瓶のブース。

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花の写真ブース。

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オランダらしいオレンジ色のブース!

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ここは中が立ち飲みバーのようになっていて、おしゃれなブースでした!

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以上、まだまだごく一部ですが、会場と各ブースの写真でした。

みていただければ分かるように、花業界のありとあらゆるジャンルのブースが出展されていました。

皆さんここで新しい商品の買い付けや、ビジネスパートナーの獲得、新しいコネクション作りなど積極的に行っているのが感じられました。

おまけ写真

おまけ1

会場入口で天使がバラを配っていました!(ぼくはもらえませんでした泣)

s_おまけ②.JPG

外人のコスプレ二人組を発見!

s_おまけ③.JPG

生花コンテストがあるようで、頑張って作成しておりました。

日本からも出展されていました!

そして、我らが日本からも参加されているブースがありました!!

一部を写真で紹介します。

日本ブース1

「Japanese」の文字が!

ここのブースは規模も大きく、日本の花や盆栽を大きくアピールしていましたよ!

s_日本ブース②.JPG

紅葉や盆栽が!

個人的にすごく癒やされました。

s_日本ブース③.JPG

これはぼくの奥さんの出身地である高知県の花です。

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外人の方が生花を披露していました!素晴らしい!

s_日本ブース⑥.JPG

s_日本ブース⑤.JPG

沢山の人が詰めかけていますね!

s_日本ブース⑦.JPG

ここはプリザーブドフラワーのブース。

s_日本ブース⑧.JPG

日本らしい繊細でかわいいプリザーブドフラワーでした。

s_日本ブース⑨.JPG

こちらのwedgeの記事では、2012年は日本からの出展は無かったようなので、日系企業や日本人の出展が増えていることがわかります。

日本人として、とても嬉しいです!!

日本の花やBONSAIが大々的に宣伝されており、とても誇らしかったです。

また出展だけでなく、日本から視察にしている方も少しですが見かけましたよ。

アジアのブースも多くありました!

そして日本だけでなく、その他アジアからの出展もありました。

s_アジアブース①.JPG

お隣は韓国からのブース。

s_アジアブース②.JPG

シンガポールからのブース。

s_アジアブース③.JPG

こちらも韓国ブース。韓国らしく、かわいい製品が置いてありました。

企業や業者の方の見学は無料!

この展示会、参加費は無料なんです。

事前に公式ウェブサイトにて登録して、チケットを印刷し持参すればOKです(登録時に会社情報が必要)。

無料で参加でき、新しい商品や資材の仕入れ、コネクションの構築、最先端の技術や製品の視察ができます!

また、本展示会の期間と同じタイミングで、オランダが誇る世界最大の花市場であるアールスメール花市場にてトレードフェアも同時開催しているので、そちらにも参加可能です(本展示会より10キロの距離にある)。

日本からの訪問は時間も費用もかかりますが、世界中から集まった企業や技術・製品を目にできる素晴らしい場と機会です!

出展する際の費用感は?

参考までに、出展する際の費用を下記に記載します。

将来、この展示会に参加されたい企業の方などの参考になればと思います。

<出展費用 >
登録費用:195ユーロ
・場所代(ホールA,B,C):155ユーロ/㎡
・場所代(ホールH【拡張部分】)60ユーロ/㎡
・ブース装飾パッケージ(壁、会社名入りボード、カーペット、テーブル、椅子、照明など):135ユーロ/㎡
※2016年度の費用です。

出展される企業のメリットとしては以下があるかと思います。

・新しい販路の構築(世界規模にて)
・顧客ベースの拡大
・新しいコネクションの構築
・新しいビジネスの開拓
・投資機会の獲得
・最先端の技術や製品の視察など

まとめ

以上、世界最大規模の花の展覧会であるIFTFの参加レポートでした。

いかがでしたでしょうか。

ぼくはその規模に本当に圧倒されました。

そして、やはりオランダは花き業界をリードしているんだなと改めて感じました。

日本からの出展もみれて、日本人としてとても誇らしかったです!

それでは、ご覧頂きありがとうございました。

オランダよりミズキ(@yMIZUKI8)でした^^

会場情報

住所: Expo Haarlemmermeer , Stelling 1, 2141 SB Vijfhuizen, Holland

HP:http://www.hppexhibitions.com/iftf/

ご視察やご出展のお手伝いいたします。

来年以降の展示会に参加される企業や個人様のご視察やご出展のお手伝いいたします。

事前調整や現地での通訳、出展サポートなど、お気軽にお問い合わせください。

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